ruiruix’s diary

バレエとミュージカル、ときどき仕事

バレエとミュージカル、ときどき仕事

LAC~白鳥の湖@モナコ公国モンテカルロ・バレエ団!

モンテカルロ・バレエ団のLAC~白鳥の湖観てきた(≧∇≦)/

最初に、ジャン=クリストフ・マイヨー氏の対談があった。

 

白鳥の湖を知らない方とペアを組み、その人がよきアドバイザーになってくれた。

バレエを知らない人にも観て欲しい。

衣装について、手を制限することで、人と動物(姫と白鳥)の差をつけたこと。

自分なりの世界観を詰めていって出来上がった白鳥の湖

ただ、悲劇になってしまいましたがね、と。

 

 1幕からして、”これぞマイヨー”って振り付け。

 

最初はモノクロ映像、夜の女王はコピエテルスさん。

踊りも観たかったんだけど、実は昨年末で引退なさったそうで…

ああ、残念!

映像だけど、すごく怖かった。

子どもたちも結構いたんだけど、大丈夫だったかしら。

トラウマになりそうな…。

 

夜の女王、モード・サボランさん。素敵だった~。

背中の筋肉と肩甲骨、すごすぎる。ライトの当て方だと思うけど、見事!

コピエテルスさんを引き継ぐ人なんだろうな~。

 

王妃は小池ミモザさんという日本の方!

男性グループがガンガン踊ってる時、

後ろに居てポールドブラしてるだけなのに目立つ。

エレガント、、、つーか、迫力!

 

王子はステファン・ボルゴンさん。

長身でカッコ良かった。

ゴメンナサイ、女性ばっかり観てました(^_^;)

 

まず黒鳥のエイプリル・バールさん。

こちらもテクニック抜群、王子を誘惑というより威嚇してたような…

黒のホルターネックで全身スワロかな、キラキラしてレースのミニスカ。

すっごく好き~あの衣装着てみたい(*^_^*)

 

白鳥のアニヤ・ベーレントさん。

白鳥の時は、手に羽のついた手袋をしていて、動きも白鳥。

人間に変わると、手袋を外し、、、

指の動き、手の動きに見とれてしまった。

ああ、手って美しいんだな~、と。

こう、今までは指先も含めて自然な動きだったから、特に気に留めなかった。

(というか、えっ、何、この指先汚くない?っていう悪印象はたまにあるけど)

オデットが、人間に変わって、

「私の手がかえってきた…」って、指先を愛おしく撫でている感じ…?

すごく伝わってきた。

 

王子の友人、加藤三希央さんは終始元気よく、

踊る喜びオーラで包まれてた。

長身のダンサーばかりの中で、少し小柄だったんだよね~。

でもそんなの吹き飛ばす熱演だった!

日本には、帰ってこないだろうな。。

 

2幕、パーティーで、白鳥の衣装+白いお面で現れた姫が、

王子と踊っているうちにだんだん黒く汚れてくる…

愛を誓うけれど、おかしい、と王子がお面を剥ぐと、黒カチューシャのオディールが!

これ、すごーーーく納得!!

だってさぁ、黒い衣装はいいとしても、あきらかに誘ってるのにオデットと間違うって

王子どんだけーーっていつも思ってた。

やっぱり、オデットのふりをしてだますなら、衣装からよ!!!

黒く汚れてくると言っても、思い返すと衣装についてる白いチュールのポンポンが

下のほうが一部黒くなってたくらい。

手下の人と後ろを向いたりなんかしてる時に、黒いチュールをパパっとつけた?

でも、白に黒がつくと、汚れた、、、って感じになるんだなぁ。

 

バランシンの白鳥も面白かった。マイヨーの白鳥も面白かった!

次はやっぱり男だけの白鳥か~?!

 

 

この対談相手の三浦氏?もうさー、オレは感動した!こう感じた!!って長すぎ(おこ

マイヨー氏と直接会って、語りたいのはわかるけど~

だってマイヨー氏が口を開く前にたっぷり5分は語ってたよ(おこ

NBSより

モンテカルロ・バレエ団日本公演の開演前に、同バレエ団の芸術監督であり、「LAC~白鳥の湖~」の振付家でもあるジャン=クリストフ・マイヨーのプレトークを、評論家の三浦雅士氏を 聞 き 手 に迎えて開催します。

 

聞き手じゃないから!!!(激おこ

帰り、「マイヨーさんと通訳の方だけで良かったんじゃない?」

あー、久々にいいかげんにしろ、って怒鳴りたくなったわ~